初めての電話のよく笑う君の声を
思い出すだけで今は切なさが募ってゆく
季節はまだ君を忘れてない
髪を伸ばすと言ってたそんな君にもう会えない
とても短かった二人の共に過ごした日々は
一瞬で激しく燃え尽きたけど
きっと誰も知らない愛を
辿り着けない愛を
生きているということの意味を刻んでたね
別れを切り出す時泣き出した君の心
包んであげたいけれどそれはもう出来ないから
風邪気味だといつも言ってた君を
少しでも早く返そう
君への最後の愛情
どんな悲しいことでも君が側にいるなら
きっと乗り越えられると思ってた
消えてしまった愛を
傷つけていた愛を
もう一度この場所から今日も探すのだろう
<間奏>
恋の最期(おわり)は力の限り強く
今までで一番の笑顔でいたかった
生けし者への愛を
命を賭けた愛を
誇り高き日々を永久(とわ)に枯らさぬ様に
初めての出会いを
決して忘れぬ夜を
それは夢にまで見た幸せだった
一度しかない愛を
誰より強い愛を
ずっと遠い未来を心に描こう |